パン屋再襲撃

パン屋再襲撃

 


はじめに

 


この本はこんな人に読んで欲しいです。

・パートナーと喧嘩する人

・なにかを始めようとしている人

ビックマックが大好きな人

 


僕が読み終わった後で感じたとても大事なことがあります。

それは幸せも不幸もずっと続くことはないということです。

交互にやってきます。


僕にとってはこの本を読み終わったことが、結婚準備のひとつでした。

なぜなら、これから直面する(あるいはもう直面した)困難がパン屋襲撃であり、空腹埋められるものがない冷蔵庫であり、パン屋再襲撃だからです。

それからビックマックは大好きです。

 


あらすじ

 


2週間ほど前に結婚した夫婦が、どういうわけか夜中の2時過ぎに圧倒的な空腹で目を覚ました。

冷蔵庫には空腹を埋められるものはない。

"僕"はかつてこれと同じような経験をしたことがあると思った。それがパン屋襲撃のときだった。

そして妻はその話を聞きたがり、"僕"は冷蔵庫の中にあったビールを飲みながらパン屋襲撃について話し始める。

 


“僕"には相棒がいた。

貧乏で、働きたくたかった“僕"と相棒のパン屋襲撃は成功したともいえるし、成功しなかったともいえる結果に終わった。誰ひとり傷つくことなくパンを食べることは出来た。にもかかわらず、そこに何か重大な間違いが存在していると感じ、生活の中に暗い影を落とすことになった。そのあとちょっとしたことがあって、“僕"と相棒は別れた。

それは呪いだった。

 


そして、妻はある提案をする。

 


 


僕は妻がとても好きです。

なぜなら、引っ張って行く強さと“僕"によりかかる心のゆとりがあるからです。

自分の意志でゴールを決めて強く進んでいく人は素敵ですね。僕もそうなりたいです。

そうなれるように毎日今自分が必要だと思うことを取り上げて学んでいます。あなたは今日何を学びましたか?

ビックマックを2個食べる女性に出会ったことはありますか?僕はありません。

そんな所も素敵です。

 


小さなボート

 


小さなボートがこの話の大事な部分です。

 


小さなボートに乗って静かな洋上に浮かんでいる。

下を見下ろすと、水の中に海底火山の頂上が見える。

海面とその頂上のあいだにはそれほど距離はないように見えるが、しかし正確なところはわからない。

何故なら水が透明すぎて距離感がつかめないからだ。

 


僕はボートを心として、ボートを取り巻く水を今置かれている周りの環境と捉えています。

僕はよくボートから身をのりだして水の底を覗き込んでいます。

濁って何も見えないことも、澄み渡った水の底に海底火山が目の前に見えることもあります。通り抜けるまではそれらが変わることはありません。

どうやって乗り越えようか、その度に悩みます。

もちろん、とても静かに澄み渡った水面が見えることもあります。

ずっとこの静かに澄み渡った水面が続けばいいのになと思います。

断言出来ます。どちらもずっと続くことはないです。

なぜなら僕たちは生きている限り水面の上を移動し続けるからです。

澄み渡った水面が長く続くようにも、底の見えない濁った水面を短い期間で済むようにすることは出来ます。

だから人と話したり、聞いたり、出来ることを精いっぱいやるんです。

あなたのボートから身をのりだすと、そこから何が見えますか??

 


最後に

 


僕はてりやきマックバーガーが1番好きです。

あなたは何が好きですか?

 

 

rikichan