流浪の月〜世界中の誰もにならなかったあなたへ〜
だけど好きは最強
流浪の月を読みました。
○○だけど好き、それでも一緒にいたいって最強ですよね。
なぜなら、一般的には恋愛って○○だから好きになることが多いからです。
この本の登場人物はそれぞれ欠けているものが分かりやすく描かれています。
欠けているものは僕やあなたやその周りの人たちにもあるものです。
それを埋めたり埋めてもらったりする為に誰かを求めるんでしょうね。
テーマは重いですが、主人公の脳天気さや軽いセリフ回しで読みやすいです。
あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい。
再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。
僕は世界中の誰もになれませんでした。
彼女たちの見つけたハッピーエンドが続いて欲しいです。
rikichan
☆☆☆☆☆