神の子どもたちはみな踊る
はじめに
これは僕にしか書けない読書感想文を目的にしています。より良く生きることを思い出すこと、感情を整理すること、日々を振り返って、これからの指針にすることと定義して、いつか見たときに心を温めるものになればいいなと思います。
あらすじ
甲状腺の研究医をしているさつきがタイで二ミットという男と出会います。彼はさつきのガイド兼ドライバーです。
さつきは二ミットが見つけてきたプールで泳いで、本を読み、眠り、とてもくつろいだ時間を過ごした最終日に二ミットの個人的な好意である人のところに連れていかれます。
そこで聞いた言葉とは??
二ミット
僕はこの二ミットがとても好きです。
二ミットは長年仕えた主人を亡くしています。
二ミットは
「私はいわばその方の影のようなもので、その方のするあらゆる場所についていって、その方のするあらゆることのお手伝いをしました。1人の人間と長く一緒にいて、その言葉に従っていると、ある意味では一心同体のようになってしまうのです。」
と語っています。
北極熊の話
二ミットがご主人から聞いた北極熊の会話がとても印象に残っています。
北極熊がどれくらい孤独な生きものであるかという話です。
最後に主人は二ミットに言います。
『私たちはいったい何の為に生きているんだい??』
何の為に?
僕は出逢えて良かったと思える自分でいたい。
人を励まし、人を支え、人の背中を押せる人間でありたい。
だから成長出来るように学んでいます。
なぜなら僕も沢山の人に励まされ、支えられ、背中を押されてきたから。心の中に石を持ち、夢を待っている毎日を知っているから。
当たり前に日々を過ごせることは幸せなことです。
毎日を無事に終えられるだけで幸せなこと。
いつか振り返ったときに思い出に彩られていて欲しいんです。
あなたの今日はどんな1日でしたか?
最後に
僕が書く文章には特定の人への感謝が書かれている部分があります。
作品の場面や言葉を思い出とともに紹介します。いつか僕や誰かの心を優しく癒し、温めることを願ってます。
rikichan