蜂蜜パイ
蜂蜜パイ
1番伝えたいこと
最初に1番伝えたいことを書いておきます。
恋人でも友だちでも、ありがとうとごめんねを伝え続けて下さい。話し合いをやめないで下さい。相手のことばに耳を傾けて下さい。
喧嘩した人は、相手のことを許してあげて下さい。
この話を読んだ後、大切な人を抱きしめたくなります。
話し合いのとても大事なポイントは3つです。
これさえ守ればとても良い関係が築けます。
- 話は聞き合うのが基本。話を聞いてくれる人に人は好感を持ちます。
- 自分の言葉でいいから想いを伝える。伝えないとなにも始まりません。言ったらどうなるか考えるよりもまずは伝えることです。
- 認め合う。お互いの良い部分も悪い部分も認め合うのはとても大事です。今までと違う視点から物事を見ることが出来ます。
あらすじ
淳平は大学の教養課程のクラスで、2人の親しい友だちを作った。ひとりは高槻であり、もうひとりは小夜子だった。
淳平は本を読むのが好きだった。高槻は本を読むのは苦手だった。なぜ高槻がタイプの違う淳平に興味を持ったのか、淳平にはよくわからなかったが2人は心を許しあえるほどの親友になっていた。
淳平と小夜子はお互いの読んだ本を交換し、小説について熱心に語りあった。
ふとした偶然のきっかけで深い仲になったのは高槻と小夜子だった。
沙羅
沙羅は高槻と小夜子の間に出来た子どもです。淳平は沙羅が寝る前によく、その場で即席でこしらえたお話をした。
まさきちととんきち
熊のまさきちは蜂蜜とりの名人。人のことばを話すことができた。
熊のとんきちは鮭をとるのだけはうまかった。ことばを話すことはできなかった。
2人はお互いのことをよく知るようになった。知り合ってみると、2人はお互いに好感が持てた。そして2人は親友になった。
しかしあることがきっかけでそんな関係は長くは続かなかった。
変わらないもの
僕は最後に自分が振り返ったときに、今の自分が精いっぱい頑張ったやんって言ってあげられる自分でありたいです。
何かをわかっているということと、それを目に見えるかたちに変えていけるということは、また別の話です。
それぞれの関係は時間とともに変わっていきます。
もっとうまいやり方はなかったのかと考えてもそのときは気づかないことがありますよね。人は反省して成長していきます。
取り返しのつかないこともあるけれど、みんな幸せに暮らしましたと言えるような最後にしたいです。
その気持ちはずっと変わりません。
最後に
夜が明けてあたりが明るくなり、その光の中で愛する人々をしっかりと抱きしめることを、誰かが夢見て待ちわびているような毎日を待つ日々の励ましになりますように。
rikichan